2024年06月01日

2024年度 国産地松 奈良県吉野郡天川村産地 冬伐り材 10t車入荷分

3月25日のブログです。
期間限定のお問い合わせをお待ちしておりますm(__)m

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1車目時は遠方に配達中やったので、10t 2車目入荷分からいきまーすグッド(上向き矢印)
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2024年度 国産地松 奈良県吉野産 長尺材は曲がり材が少なく、小曲がり材〜ほぼ直材が多いです。
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2024年度 国産地松 冬切り材 最長は12m材です。
明細アップしていきます。

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国産地松 12m Φ24cm 2本 12m Φ28cm 1本
12m Φ30cm 2本 12m Φ34cm 3本

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国産地松 11m Φ22cm 1本 11m Φ28cm 1本
11m Φ30cm 1本 11m Φ34cm 1本
 
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国産地松 10m Φ24cm 2本 10m Φ26cm 2本
10m Φ28cm 2本 10m Φ30cm 2本 10m Φ32cm 2本

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国産地松 9m Φ24cm 1本 9m Φ26cm 1本 9m Φ28cm 3本
9m Φ30cm 1本 9m Φ32cm 1本 9m Φ34cm 3本

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この日は雨の中、荷降ろし。
雨天時は滑りやすいので、グラップルソーで慎重に地松丸太を掴んで降ろしていきます。

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雨に打たれても、和風美松ですなぁ( ´艸`)
日本の松っていつ見てもベッピンさんすぎるやろグッド(上向き矢印)

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古からある数々の有名な寺社(神社仏閣)建築において、数百年もの間、重たい瓦屋根をずっと支えてきたのが日本の国産地松なんです手(チョキ)
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若い大工さんは弊社の国産地松をご覧になって、海外の木やと勘違いしていたみたいです。。。
日本の松は令和の一般家屋においては今では身近な存在ではなくなったのかもね
たらーっ(汗)
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最後に10t 5車目です。
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ここからはブログをご覧になっているお客様だけに告知です。
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上記ご紹介致しました 国産地松 長さ9m〜12m材に関しまして、米松(カナダ産松)の立米単価と同じ金額にて販売させて頂きます。
条件は米松の見積書金額確認、見積有効期限内。
ご注意点を下記に記載します。

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国産地松と米松では長尺材の立米計算が違ってきますので、ご注意下さい。
数量多の場合、米松と同じ金額で販売することも検討させて頂きます。
米松の見積金額があまりにも安い場合、見積同数を弊社が発注させて頂きます。
国産地松は秋冬伐りの現在グリーン材 皮剥き丸太の限定販売となります。
タイコ挽き製材賃、配達運賃は別途かかりますので、ご了承ください。
有効期限 2024年6月29日(土) までの発注期間とさせて頂きます。

わからないことがございましたら、TEL:0595-65-2929 FAX:0595-65-4845 担当:山崎までお気軽にお問い合わせ下さい♪
メールやPDFにてお問い合わせ希望のお客様にはFAXまたは携帯電話にて弊社メールアドレスをお知らせ致します。
posted by 山崎木材(有) at 12:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 地松

2024年05月17日

重要文化財 復元材料 国産地松 天然乾燥材 総赤身 化粧用材 製材

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奈良県産吉野松 自然乾燥材より木取りします。
ホントは2番玉から木取りしたいんだけど、節がダメなので株木から木取り。

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元口側は少し動きがでるでしょう。
目の流れを観てください。
目細材なので節が出なかったね。

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この国産地松も目の流れはよく似ている。
総赤身で無節はなかなか取れない。
日本の松は天然木、自然木ばかりだからね。
自然に生えてる松で枝がない木を探すほうが難しい(笑)

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地松 梁丸太は90%以上の超赤身勝の特殊材。
これから100年〜200年はもちますよ。
小川棟梁いわく、いい松は300年もちますとのこと。
次世代へ繋げるために最良の国産地松 天然乾燥材を納材致しました手(チョキ)

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その他にも特殊寸法の国産地松 総赤身材を木取りしていきます。
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白太は数年間の自然乾燥によって少し色が変わってるね。
大きな節がでないように祈りながら、表面をさらに製材していきます。

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これ以上、表面を製材するとどんどん節が大きくなるので、ここら辺でストップ。
運よく真ん中に節がでていないので、表面の節を外して木取りしていきます。

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横面は節がでてるけど、何とか表面は小節で抑えることができました。
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コチラの奈良県産吉野松は表面が上小節程度におさまったのでホッと胸を撫で下ろします。
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国産地松の総赤身を芯去りで木取りしようとしたら、寸法にもよるけど最低でも末口50cm以上の丸太が必要になってきます。
赤身が張った国産の松の出材自体が年々減少しているから、良材を木取りするのが難しくなってきました。

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重要文化財 復元材料として弊社の国産地松 天然乾燥材 総赤身 化粧用材 特殊寸法の御注文を頂きまして、心より感謝申し上げます!!
posted by 山崎木材(有) at 20:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 社寺仏閣用 地松 天然乾燥材

2024年05月10日

東京都I様邸へ

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GW期間に久々に東京都へ。
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弊社の国産地松 天然乾燥材 化粧梁をご使用のI様邸にご訪問。
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国産地松 冬伐り材を長年自然乾燥させたものをタイコ挽きに製材。
自然乾燥によって表面部分から徐々に含水率が下がっていきます。
繊維収縮方向が違うため、水分が多かった方に引っ張られることで、この引っ張りに堪えられなかった部分にはヒワレが生じます。
特に芯持ち材は芯から大きなヒワレが入る傾向があります。

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手前から国産マツ、国産スギ、国産ヒノキのコラボレーション。
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自分が製材した地松タイコ梁をどこに配置したのかを観ていくのがとても楽しかったです( ´艸`)
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この国産マツのヒワレはダイナミックですな(^▽^)
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逆にこの国産スギはヒワレの入り方でとてもおとなしく育った直材であることがわかります。
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コチラの国産スギはこの大きなヒワレから芯持ち材であることが推測できます。
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この国産スギ柱の柾目の赤身勝が美しくて、個人的に一番いい木やなと想います。
寺社の世界の材木ばかり観てるからやっぱり目細材が好きなんですよね。

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コチラの国産杉 化粧柱はヒワレがほとんどないことから、見えない一面に背割りが入っていると推測できます。
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階段板は奈良県産吉野松 天然乾燥材 赤身 特一等。
その上の杉の赤身 無節 目細さがたまんない( ´艸`)

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奈良県産吉野松 源平材 松独特の濃い赤身と白太のコントラストが綺麗。
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今にも吹き出してきそうな松ヤニ加減が他の国産材には出せない松の個性やね。
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下へ降りていくと松の赤身の色がどんどん薄くなっていく。
上がるとだんだん濃くなっていくのが面白い(笑)
まるで秘密基地に入っていくような感覚が味わえる( ´艸`)

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彼が先生と呼んでいる、僕もよく知っているハツリスト向井氏の名栗加工。
杉の名栗は肌触りが最高で何より温もりを感じるね。

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階段板にも名栗加工の地松板。
地松板の木裏使いとの情報を仕入れましたので、加筆修正させて頂きます( ´艸`)
https://hatsurist.com/

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都内で国産地松 化粧梁 天然乾燥材を体感したければ 東京都 江戸川区にある 株式会社伊勢工務店 までお問い合わせください。
お買い上げ&撮影許可を頂きました伊勢社長様、またご紹介頂きましたハツリスト向井様には心より御礼を申し上げますm(__)m

株式会社伊勢工務店様 SNS紹介
https://www.instagram.com/ise_suguru/
https://www.facebook.com/isekoumuten/
posted by 山崎木材(有) at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京都I様邸分