2020年2月に製材しました 地松 天然乾燥材 赤身勝の製品をご使用頂きました 名古屋市S様邸 完成見学会のお知らせを致します(^▽^)
コチラの地松 天然乾燥材は全て2年〜5年自然乾燥させた地松材です。
次回最終章を迎えますので、カテゴリ内に地松 製材記事をリンクしました。
http://jimatsuyama.sblo.jp/article/187125415.html
http://jimatsuyama.sblo.jp/article/187394950.html
地松板は表面、裏面とも化粧板にてご使用のため、裏面に反り止めの蟻桟がありません。
日本の松は杉や桧に比べて、非常に狂いやすい、反りやすい性質を持っています。
伐採から施工まで約5年ほどの長期間、自然乾燥させている&仕上がり寸法 巾180mm×厚み35mm と巾を狭くし、厚みをもたせることで反りを抑えることに成功しています。
大工様の手鉋による松板の輝きにご注目ください。
本音としては実際に間近でご覧になることをオススメ致します。
この時点では表面は養生シートが貼られていて、撮影不可でした。
写っているのは全て裏面(芯に近い面なので、節が大きくなる)になります。
松板の裏面を見て瞬時に解りますか、この板の表面は無節と上小節ばかりであるとね( ̄ー ̄)

松板の表面を見たい方もいらっしゃると思うので、施工直後に棟梁様より送ってくださった僕の宝物を特別にアップします(^▽^)

日本の松板 奈良県産吉野松がメッチャ光っているのがよくわかるよね。
加工詳細は棟梁様のインスタグラムにアップされているので、興味がある方は是非ご覧ください♪
https://www.instagram.com/shibataasahi/
本マグロで例えると 大トロ=赤身 無節 中トロ=赤身 上小節 赤身=赤身 特一等 100円のマグロ=源平 特一等 とイメージしてくださればわかりやすいかな( ´艸`)
コチラは松の芯部分も少し含まれておりますが、地松板 総赤身 特一等。
コチラは地松差鴨居の裏面 少し芯が残っていますね。
芯から離せば離すほど、節が小さくなるかわりに、赤身の割合がどんどん小さくなります。
グリーン材 表面がオール白太での無節は簡単に造れます。
その地松材を自然乾燥材 天然乾燥材 化粧使いで表面オール白太の無節を造ろうとすると一気に難易度が上がります。
全国各地を飛び歩いてみると除湿の機械乾燥にて一気に水分を抜く手法をとられている製材所がほとんどであることが理解できます。
西日本の松らしい、濃い赤身の色に経年変化しています。
和室の無垢 杉天井板 天然乾燥材。
芯持ちにて長期間自然乾燥させていると芯からこのようなヒワレが入ります。
表面割れがある=よく乾いているとご理解ください。
地棟用材 地松 天然乾燥材 直材の仕上がりが美しい(^▽^)
完成見学会の日程は 令和3年 5月4日(火)〜9日(日) までの6日間となっております。
詳細は紬建築様のサイトにてご確認ください♪
https://tsumugikenchiku.jp/2021/04/12/post-2360/