天然乾燥ならではの木のツヤをご堪能下さい。
国産松の赤身の柾目の無節です。もちろん3年以上自然乾燥させたものですよん♪
こちらが継手用に使われる地松 赤身勝 天然乾燥材 ハナ無節です。
宮大工様の材木の目利き(材料選択)も対決内容に入っていますので、果たしてどの地松を選ばれたのかを注目して明日の番組を見て頂ければ嬉しいです♪
ここからは明日になればわかるのですが
左側に映っている地松はなんと長さ2000x200x200の正方形の地松の角材です。
何に使われるかは今は秘密ですが、自然乾燥7年ものでして寺社用材として乾燥させてあった材を挽き直したものです。
なぜ自然乾燥7年ものとかわかるの?とか言われますと買い付けた市場さんは今はもうなくなってしまったからです。
買い番698は奈良県の五條木材協同組合のOさんが振り子として販売されていた地松なんです。
Oさんは今でも全国各地を飛び回っていらっしゃる方なんで業界の方ならすぐにピンとくるでしょう。
大手製材業者だけじゃなく、うちみたいな小さな製材業者のことも常に気にかけてくださっていつも本当にありがとうございます。
Oさんに分けて頂いた地松がめでたく全国放送されるので記念に今度伊賀牛でも食べに行きましょう♪
弊社にお越しくださった時に山崎はいつ来てもマイペースでやっとるなぁとおっしゃっておりました(笑)
下にある買い番698は五條木材協同組合に出荷された地松、上にある買い番548は三重県の(株)津一志木材市場に出荷された地松というように弊社は全国各地より入荷された国産松を仕入れているのです。
最後にこの写真は凄ワザにご出演されますドイツの宮大工様が手鉋で日本のケヤキを削ってくださっているところを撮らせていただきました。
打ち合わせで弊社の地松を直に見ていただきまして、通訳さんを通じてお話させていただきました。
「この日本の松は何年乾燥させてあったんだい?」
「3年〜7年です。」
「この日本の松はどういったところで使われるんだい?」
「奈良や京都などの古い寺社や寺院の復元材料が多いです。」
「この日本の松はなぜこんな目の流れになるんだい?」
「日本の山林の多くは傾斜があって風の抵抗を受けながら、ねじるように成長していくので、杉でも桧でも多少のねじれをもって、成長していきます。そして、冬伐り材として伐採した後に数年間自然乾燥させて干割れを確認することで、木のクセやねじれ具合を見極めて、それぞれの木の特徴を活かした材木を宮大工様が適材適所で手間暇をかけて造り上げた建物が何百年の歴史を刻む重要文化財として今もこの日本の伝統文化財として現存しているわけです。」
最後には「OH!GREAT!」と言っていただけて何だか少し仲良くなれた気がしました(笑)
気さくな笑顔で色々なお話をしてくださったドイツの宮大工様はアクセルさんです。
海外の宮大工様の手刻み技術を見る機会など滅多にないでしょうから、そういったところも要注目して4月29日(祝)朝8時15分よりNHK総合テレビ放送の超絶凄ワザ!をご覧いただければと思います♪
http://www4.nhk.or.jp/sugowaza/x/2016-04-29/21/21897/1816076/
https://datazoo.jp/tv/%e8%b6%85%e7%b5%b6+%e5%87%84%ef%bc%88%e3%81%99%e3%81%94%ef%bc%89%e3%83%af%e3%82%b6%ef%bc%81/956225