奈良県産吉野松 自然乾燥材より木取りします。
ホントは2番玉から木取りしたいんだけど、節がダメなので株木から木取り。
元口側は少し動きがでるでしょう。
目の流れを観てください。
目細材なので節が出なかったね。
この国産地松も目の流れはよく似ている。
総赤身で無節はなかなか取れない。
日本の松は天然木、自然木ばかりだからね。
自然に生えてる松で枝がない木を探すほうが難しい(笑)
地松 梁丸太は90%以上の超赤身勝の特殊材。
これから100年〜200年はもちますよ。
小川棟梁いわく、いい松は300年もちますとのこと。
次世代へ繋げるために最良の国産地松 天然乾燥材を納材致しました

その他にも特殊寸法の国産地松 総赤身材を木取りしていきます。
白太は数年間の自然乾燥によって少し色が変わってるね。
大きな節がでないように祈りながら、表面をさらに製材していきます。
これ以上、表面を製材するとどんどん節が大きくなるので、ここら辺でストップ。
運よく真ん中に節がでていないので、表面の節を外して木取りしていきます。
横面は節がでてるけど、何とか表面は小節で抑えることができました。
コチラの奈良県産吉野松は表面が上小節程度におさまったのでホッと胸を撫で下ろします。
国産地松の総赤身を芯去りで木取りしようとしたら、寸法にもよるけど最低でも末口50cm以上の丸太が必要になってきます。
赤身が張った国産の松の出材自体が年々減少しているから、良材を木取りするのが難しくなってきました。
重要文化財 復元材料として弊社の国産地松 天然乾燥材 総赤身 化粧用材 特殊寸法の御注文を頂きまして、心より感謝申し上げます!!