2022年06月21日
2022年06月14日
油代金マシマシ
今期はウッドショックによりグリーン材がよく売れることもあり、油代が増えましたね。
弊社のような零細企業でも油代経費が上がったなと感じます。
チェーンソー用の混合油、製材機に使用する油圧オイル、マシンオイル、帯鋸に流す灯油等。
暫定税率廃止してくれんかなぁ(軽油引取税よりガソリン税に恩恵あり)と期待していましたが、補助金での対応をみるかぎり、財務省は利権がなくなるようなことはしないでしょうね。
特に増えたのはNEWグラップルソーの軽油代とアドブルー代経費ですね。
NEWグラップルソーは排気ガス規制対策として、高回転での使用推奨のため、旧グラップルソーに比べて軽油が減るスピードが速いです。
旧グラップルソーは林業関係の会社さんに買い取りして頂きました。
ウッドショックにより原木単価が上がったのとグラップルソー中古重機が出回らないこともあり、即決価格でお買い上げ頂き、誠にありがとうございました。
現在、半導体不足で新車と同じように新重機もなかなか入荷できないようで各メーカーは頭を悩ませているようですね。
ガソリンスタンドで給油中に火の手…客の79歳男性が軽トラの荷台の「携行缶」にガソリン 静電気が発生か
https://news.yahoo.co.jp/articles/0514a02140945f64f954c8d36446aad812865ed8
6月3日の東海テレビのニュース記事より、場所は伊賀市 名阪国道 某ICから降りて5分ほどで到着するセルフ式ガソスタです。
自分も滋賀京都名古屋亀山方面からの帰りに寄って、携行缶にレギュラーガソリンを入れてもらったり、軽油や灯油を入れたりします。
セルフ式が増えたことにより「店員呼んで免許証だして用紙に書き込むの邪魔くさい面倒くさいから、自分で携行缶にいれたろ」が今回の事故を引き起こす結果となりました。
祖母が教えてくれた言葉です。
「人の振り見て我が振り直せ」
この人を批判したり馬鹿にすることなんて誰でもできますよね。
そんなことより自分は大丈夫かな?セルフスタンドにおいて、周りの人に迷惑をかけていないかな?
そういった人間としての思いやり、気遣い、心の余裕が少しでもできるよう自身を見直すきっかけ、気づきになればいいなと想います。
2022年06月04日
地松 自然乾燥材 挽き直し 賃挽き依頼
以前にお買い上げ頂きました 地松 自然乾燥材の賃挽きをして欲しいとのご依頼を承りました。
まずは1車目お持ち帰り。
続いて、2車目。
弊社工場にてリフトで降ろしていきます。
盤台に載せ、製材機で挽き直しです。
手で持った重さと反り具合、製材音から自然乾燥3年〜6年モノと推測できます。
コチラは2m材です。
大きなヒワレも入らずに美しく乾いているのがわかります。
挽き直した地松製品、もちろん全て天然乾燥材です。
仕上がり寸法より6mmアップで製材挽きしています。
元口(木の根っこの方)からの写真。
末口(木が生えてる上側 枝がいっぱいついてる方)からの写真。
木は枝が伸びながら成長していくのですから、実は節(枝)がない木のほうが不自然だったりします(笑)
無地材や無節材というものは自然界 天然林の世界ではなかなかお目にかかれるようなものではないんですね。
勘のいい読者なら杢目より奈良県産吉野松であることがお分かりになると思います。
赤身が多い地松材ばかりだったので、帯鋸がキンキン鳴ってメチャクチャ堅かったです。
高温(100℃)や中温(60℃〜70℃)乾燥機で7日〜15日程度で無理やり水分と樹脂を外に飛ばした地松材とは強度も長持ちさも全然違う結果になることはもはや説明する必要もないでしょう。
帯鋸をスッと通そうとすると日本の松の堅さ(特に節合い)で帯鋸が振ってしまう(真っ直ぐ製材できない)ので、ユックリユックリと製材することを心掛けました。
総赤身や赤身勝材ばかりです(^▽^)
上にある大きな角材は余った地松材です。
伐り口を見ただけでも長年自然乾燥させてあったことがわかります。
弊社トラックへ積込です。
日本国内で育った 国産松 総赤身材〜赤身勝材 はとても美しいですね( ´艸`)
コチラの地松 天然乾燥材 総赤身材〜赤身勝材は近畿地区の社寺仏閣用材としてご使用頂きます。
弊社の地松 天然乾燥材をお買い上げ頂きまして、心より御礼を申し上げますm(__)m