一番綺麗な平角材が木取りできた地松材の製材を PICK UP。
どんな木であっても買う時に必ず確認しなければならない大切なことは芯目の細かさです。
杉でも桧でも国産松でも米松でも同じです。
この杢目可愛すぎるやろ( ´艸`)
一枚上の写真を拡大してよくご覧ください。
末口の伐り口を確認すると元口に比べて、芯目が粗いことがわかります。
その答えが芯で割った時の節の大きさに現れます。
木は人と違って、絶対に嘘をつかない。
需要の低下により大割りする本数は減少しましたが、これまで諦めずにやってきた経験が活きています。
総赤身で木取りするなら、5100×135×240くらいかなぁ。
赤身の多い国産松は本数自体が少ないので、手に入れることが大変困難なことがお分かりになると思います。
また冬伐りでもあっても伐採から約3ヵ月でこのように木口割れが発生します。
この地松独特の割れやすさが令和の時代に国産松 自然乾燥を試みる業者がいない答えだったりします。
自然乾燥材の在庫が減ってきているので、無心で大割り製材しました。
少し気温が暖かくなってくるとほら一部の地松材にアオが入ってきています。
松という木は非常にデリケートで扱いが難しい樹種なんです。
2022年はムジ〜無節の大割り材がたくさん木取りできました(^▽^)
芯目の細かさから予想がつくと思います。
これから桟木を入れて天日干ししていきます。
実際に構造材として使用できるのは1年2ヵ月後以降となります。