ここまで仕事に追われるのは約15年振りでしょうか。
ウッドショックによる材木屋あるある 70代〜80代の団塊世代からの御言葉がやけに温かいこと(笑)
プレカット加工が当たり前になり、国内の施工業者が輸入材 集成材 KD材を消費し続けた結果、製材所は過去15年間で随分と減ってしまいました。
三重県名張市内の製材所では40代の僕が一番若手になってしまい、名張木材市場の組合員 製材所はここ数十年 増える気配がありません。
近隣地区でも同様に奈良県桜井市の木材団地や吉野郡吉野町の製材団地でも高齢化が進んでいます。
中には松阪地区青和会の皆のように元気な若手が多く、原木市場にてたくさんの丸太を買い付けるのもまだまだ負けてられんなと刺激を受けていることもありがたい事実です。
2021年はウッドショックもあり、同業他社様からも大変温かいお言葉をかけて頂きましたことに深く御礼申し上げます。
おかげさまでブログ発信や国産松 天然乾燥材という今では大変珍しいことを諦めずに挑戦し続けた結果、たくさんの方々にお声掛けを頂いたり、いろいろな繋がりを持てて幸せな毎日です。
今年一年を改めて振り返ってみますと米松、ニュージーランド松、チリ松から国産松に樹種変更されたお客様が明らかに増えました。
そういった中で大変多忙な一年ではありましたがウッドショック前からも国産松 天然乾燥材をご選択頂いておりました、お客様方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
2022年も協力業者さんのおかげでたくさんの日本の松を集めることができましたので、大割り製材と皮剥きに勤しんでまいります。
12月に入ってから国産材全体の買い方が少し弱くみえたのがいささか不安が残りますが、来年度の初市状況で判断したいと考えています。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。