2020年11月30日

2020年度 国産松 冬伐り材 仕入れ開始 

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ようやく霜がおりて、冬景色を見るようになりました。
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11月にもかかわらず気温26℃の日もあり、いきなり冬が到来した感じです。
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お問い合わせ頂いております、地松 4m〜5m 細口材 自車便でお持ち帰りしました。
ご検討のほどよろしくお願い致しますm(__)m

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今シーズンの皮剥き開始です。
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地松 天然乾燥材の在庫も随分と減ってきました。
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地松 長尺材 天然乾燥材 細口の在庫は7m Ф28cmと8m Ф30pで完売となります。
残りは全てФ340上です。
太いサイズは立米数が大きくなるので、なかなか売れ行きが厳しいです。
posted by 山崎木材(有) at 17:17| Comment(0) | 地松

2020年11月04日

地松 天然乾燥材 重要文化財 復元材料 製材

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まずは松板から製材。
長さは6.6尺(6尺=1820使い)幅は5寸から尺2寸(155〜365)までで厚みは8分少々(25mm)。

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等級は地松 天然乾燥材 赤身勝 特一等 生き節 表裏化粧用材。
化粧用材で幅8寸上(245〜365)がとても難しい。
古民家再生等で茶色や黒色に松板を塗装する場合はアオOKになります。
今回のように自然乾燥材、源平材で白太に目立つアオ×の条件だと赤身勝で木取りせざるを得ないんですね。

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論より証拠ということでコア板を見ていきましょう。
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一次製材or二次製材した地松の平角材の表と裏を一本ずつ確認しながら、
表面と裏面の自然乾燥によるヒワレがなくなるように製品造りをしているのがよくわかると思います。

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地松 平角材の表面や裏面の残り材です。
ご覧の通り、長期間自然乾燥させた平角材を挽き直ししています。

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2寸〜2寸5分板(厚み60〜75)や3寸板(厚み90〜100)にて立てかけて自然乾燥させていた、できるだけ目が通ってる地松材も全て挽き直ししました。
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松板材の製材を終えて、コア板を梱包してから、地松 2寸角(仕上がり寸法60mm)化粧用材 特一等 天然乾燥材を木取りしていきます。
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弊社会長いわく、10年〜15年 自然乾燥材も入ってるぞと云われて製材してみましたが、長期間置きすぎや雨に当たっていた材はヤケがあったり、白太をムシが穴あけてあったりして、何本かはそのままチップいきです。
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出来上がった製材品がコチラです。
私が触れているのは無節ですが表面は総白太の2寸角です。

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珍しく木取りできた 地松 白無地 目細材も入れときました。
3寸板で長年自然乾燥させてあったので含水率は14%〜16%ってところです。

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当たり前ですが乾かしてある寸法によって、含水率はバラツキがでます。
昔から天然乾燥材で国産材を揃える場合は2年〜3年計画が当たり前だったワケです。
コチラの御注文は数量が多いので、数本多めに製材後、梱包して出荷です。

弊社の地松 天然乾燥材 特一等 化粧材を重要文化財 復元材料として御注文頂きまして、誠にありがとうございます!!
posted by 山崎木材(有) at 18:38| Comment(0) | 地松